相談されるということ

祝日の朝一番から打合せ開始。
今日は一日中、不動産を売却される方々のご相談。
不動産の買取のご相談が1件。相続前のご相談、相続対策が各1件。相続後の不動産売却のお客様が1件。
今日も頭をフル回転させなければならない。



私の相続(前・後)相談はとにかく長い。時間がかかる。なぜって?私が意図的に長くしているからだが・・・。
私の方針は、相続の相談は相談者の望むことをいかに具体的な言葉に置き換え、具体的な選択肢を提案できるか?
他社さんと同じ提案になる事もあるが、それでも私を頼って相談に来てくださるわけだから、その期待に必ず応えたいと
常々考える。

お金の話はとても大変。同じ日本人なのに、お金に対する価値観は千差万別。裕福な人もいればそうでない人もいる。
私の価値観で判断してしまえば、それは顧客本位の思考ではなく、自分本位というか業者本位になってしまう。
お客様の財産の確認や相続に纏わる背景を確認しながら、その価値観を共有しなければはじまらない。
私がお預かりするのはお客様の財産だけではなく、お客様の人生そのものである。
「財産を分ける」「財産を処分する」ということは、人生の分岐点になり得ることである。
【代々受け継がれた財産】【想いが凝縮された財産】、とてもとても大切な内容故に、どれだけ時間がかかっても、ここだけは自分の事以上の向き合い考えていきたい。



私は幸せ者である。
本日のご相談はすべてお客様からのご紹介である。
紹介者は私に期待してくれている。私に相談すれば何か解決の糸口が見つかるかもしれないと感じてくださっている。
電話で連絡をいただく際に「助けてあげて欲しい」「解決してくれ」「柴田さんしか頼る人がいないから」などなど。
私を奮い立たせてくれる最高のお言葉である。
「ありがとうございます」この言葉しか見つからない。



お客様から頼られる喜びがあるからこそ、お客様に喜んでいただける様、自分のベストを尽くすのみ!